医療現場レポート 難病治療を体験してみて

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医療現場レポート 難病治療を体験してみて

心臓弁膜症治療の医療を体験してみて

私が心臓弁膜症治療をする医療を体験することになったのは、三年前の春40歳でした。
年齢のせいか体力の衰えを感じていた時期でもありました。
夜、寝ていて息苦しいと感じ、目が覚めることが何度かありました。
その後は足がパンパンに浮腫み、動悸、息切れ、寝ると咳が出て苦しくてまったく眠れない状態になってしまったのです。
そして循環器内科に受診してみると、すぐに近くの大きな病院に救急車で運ばれてしまいました。
さっきまで歩き回っていたのに担架で運ばれることになり、とてもはずかしかったのを憶えています。
肺に水が溜まり、うっ血性心不全で心臓の動きも悪い、手術が必要な心臓弁膜症ということでICU治療が始まりました。
点滴と安静と薬で体がすぐにラクになっていきました。
弁膜症は子供のころのリウマチ熱の後遺症が原因らしいですが、小学生の時はミニバスケットボールの選手だったし、中学では軟式テニス部で毎日練習をしていました。
徐々に悪くなるのでまったく気付かなかったみたいです。
検査してみると、僧帽弁狭窄症兼閉鎖不全症、大動脈弁閉鎖不全症、心房細動、それに血栓もありました。
ICUに4日間、一般病棟に13日間入院し、うっ血性心不全の治療は終わりました。

今度は心臓の弁を取りかえる手術に向けて別の病院で検査入院し、そして手術を迎えました。
僧帽弁置換術、三尖弁形成術、三心耳縫緒術、2時間の手術を終えてICUにいました。
ここではなるべく麻酔で眠っていた方が良かったと思いました。
早く気が付きたいと思ってはいたけれど・・・目が覚めてしまうと、吐き気と痛みの戦いでしたから・・・。その病院のICUにはナースコールが無くて、近くの看護師さんを呼びたくても声が出ない状態で本当に苦痛でした。
やっと気付いてくれて何とか安心しましたけど。次の日は元の一般病棟に戻され、痛み止めの薬(ロキソニン)を呑む毎日でした。
リハビリもすぐに始まり、どんどん動いた方が心臓の回復が早いらしいのです。
体中が痛くて、声もかすれて大変だったけれど、なぜか御年配の方たちは手術後もパワフルですぐにおしゃべりをし、あまり痛そうには見えなかったです。
13日間の入院治療で退院しました。
今では完全に治療できていない大動脈弁閉鎖不全症、心房細動、不整脈が悪化しないように祈るだけです。
薬と定期的な検査で治療しています。
日々進歩している医療だけれども、手術はもう二度としたくないと思ってしまいます。
できればですけどね・・・。

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